ようやく晴れた

tatsuamano2006-08-08

といっても天気ではなく、うちのトイレが。
渾身の半休で、がっつり工事にも付き合って、ようやく天井からの水漏れが直った(みたい)です。これでようやく傘ささずに入れる。。
それはともかく。
今年も鳥学会の口頭発表に申し込みました。
発表ネタはちょっと悩んでいたのですが、ここんところ解析や論文執筆に苦しんでいたネタを発表することにしました!
分布域を狭めた鳥類の生態学的特性 天野達也、山浦悠一、山本勝利
これまでの研究では、行動に注目した予測モデルを保全管理問題に応用するということをやってきましたが、そういったアプローチは特にスペシフィックで、一般性を導くのが困難という短所も感じていました。そこで、この環境が変わった機会に、より一般性を導く研究アプローチやってみよう、と思い立って行った研究です。
近年分布域が狭まっている鳥の種はどんな生態学的特性をもっているか、phylogenetic generalised least square modelという手法を用いて解析し、得られた結果から、今後調査努力や保全努力を投入すべき分野について考察を行いました。
ここ数日のふんばり(自画自賛・・)で、当初思っていた以上におもしろい結果が出てきていて、自分も含めた今後の研究にフィードバックできる内容になってきたと思うので、是非聞いてもらえればと思います。
ただ生態学会はできれば別ネタを用意したいので、鳥学会オンリーになってしまうかもですが。。