2013-01-01から1年間の記事一覧
日本が行っている捕鯨は特にイギリス・オーストラリアから強い反対を受けています。これまで特にそういった議論になることはなかったのですが、少し前に開かれたセミナーが捕鯨を話題としていたこともあって、その後のパブで少し議論をする機会がありました…
こちらでも紅葉の時期となりました。とはいえ鮮やかな赤い葉の木はほとんどないので黄葉ですね。 また、引っ越してから研究室が5階となったため、夕陽や鳥を見る機会が増えました。キセキレイが大学の屋上に居ついていること、ハヤブサがキングスカレッジ礼…
11月を目前にして、いよいよ本格的な冬の冷たい空気が感じられるようになってきました。日中の天気は比較的いいのですが、先週末を境に冬時間に戻ったため、夕方の暗くなり方が半端ではありません。帰宅時に暗い日が続くと、もう今年も終わりだな…と思ってし…
ようやくフェローシップへの応募を終えました。少しだけ締め切りのずれた2つの応募があったのですが、最初に提出した方がはるかに短いプロポーザルでよかったため、一旦完成させたプロポーザルを二つ目にあまり活かせないという苦しい結果に…。締め切りを直…
9月に入ったなと思っていたのもつかの間、いきなり冬のような気候になってしまいました。秋はどこに行った?と取り乱しかけましたが、よく考えれば季節は4つというのも固定観念なのかもしれませんね。いずれにせよ、冬の前に秋という季節があることは素晴ら…
先週、ちょうど渡英して2年目を迎えました。1年目と同様、振り返ってみるとあっという間に過ぎてしまいましたが、反省点もあり、成長したと思える点もありの1年間でした。 まず研究ですが、想像以上に2年目も論文を出すことができませんでした。ちょうど…
INTECOL2013での濃密な1週間が終わりました。地元という気楽さと、日本から参加された方々とも久々に会えるといういいとこ取りで、間違いなくこれまで参加した国際学会の中でも最も楽しめた大会のひとつだったと思います。 分野や地域、全てをひっくるめた大…
いよいよINTECOL 2013が1週間後となりました。日本からも多くの方々が参加されるようで、楽しみにしています。 今年はイギリス生態学会創立100周年記念も兼ねているそうです。何年か前にそれを知った時には、2013年にイギリスにいられるかどうか分からないな…
7月中旬から続いていた猛暑もひと段落したような気温が続き、そろそろ夏も終わりか…?と思わせる毎日です。 学校が夏休みに入ったということもあってか、ビルやアンドリューなど教授陣も続々と夏休みに出かけていきました。ティータイムに顔を合わせて話して…
イギリスでもこの国なりの「猛暑」が続き、大小様々なイベントが目白押しの時期です。この時期のこちらの人々は、貴重な日光と気温を少しでも多く楽しもうと、若干の必死感が否めません…どこかでもうすぐ冬になってしまうのではという恐れがあるので、分から…
Research Excellence Framework (REF)という、イギリスにおける高等教育機関の研究成果を一斉に評価する取組みが来年行われるそうで、大学の事務はその準備に忙しくしているようです。システム上の業績リストを各自確認してほしいというメールが学部事務から…
マックナリーという研究者の名前を初めて目にしたのは、hierarchical partitioningという統計手法を初めて勉強したときのことでした(6年以上も前のことです…)。 当時はこの手法自体にはとても衝撃を受けたのですが、著者自体には特段注意を払わず、Mac Nal…
共著論文が二つ発表となりました。 Williamson, L., Hudson, M., O'Connell, M., Davidson, N., Young, R., Amano, T. and Székely, T. (2013) Areas of high diversity for the world's inland-breeding waterbirds. Biodiversity and Conservation 22: 150…
インペリアルカレッジのSilwood Parkでセミナーの発表を行ってきました。ロブ・ユーワーという何度かあったことのある研究者とメールのやり取りをしたときに、せっかくなのでとお願いしたところ、招待してもらえることとなりました。 とはいえそのロブは当日…
新しい年度の始まりですね。年々新年度の新鮮さが失われつつあるかと思いきや、この世界では異動される方も多いうえ、学生さんとも関わりがあるので、やはり4月1日は今でも特別な日というイメージが強いような気がします。 とは言いながらも、こちらではイー…
この週末、まさかの雪でした。例年ならもっと暖かいのですが…。日本では桜満開とのニュースを聞くと、何とも桜が恋しくなります。 先週には、毎年この季節のケンブリッジで恒例の、Student Conference on Conservation Science の2013年大会が開催されました…
黄色く煙る成田を発って、ケンブリッジに戻ってきました。 帰国中には生態学会の静岡大会に参加し、多くの方々とお話する機会に恵まれました。 静岡を去る日はちょうど3月11日でした。もちろん全く比べられることではないのですが、この2年間は私自身にとっ…
ある日、とあるスーパーに立ち寄ると、 田丸屋の本わさび(チューブ)が売ってる!日本のスーパーで撮った写真ではありません! 静岡出身の者としては感激を通り越して驚きです。"Sweden: Black Salt" の札の後ろに置かれていたことには目をつむりましょう!…
新しい論文が出版となりました。 Amano, T. and Sutherland, W.J. (in press) Four barriers to the global understanding of biodiversity conservation: wealth, language, geographical location and security. Proceedings of the Royal Society B: Biol…