いよいよ

今年も終わりということで、今日が書きおさめとなりますね。
職場の仕事おさめも昨日で研究室を引き上げてきましたが、まだ気になることがあって今日は家でモデルを走らせたりしています。明日からは帰省行脚です。
何だか今年も年末はばたばたしていてブログ更新も滞りがちで、締切仕事も軒並み越年(泣)ですが、今日ぐらいはとビール片手にのんびりと今年一年を振り返ってみたりしています。
去年一年は今の職場に入ったばかりで、環境も立場も新しいものばかりで、何とか大学院時代とのつなぎ目を埋めるのに必死でした。そんなことで、今年こそが自分にとって新しいスタートの一年だったような気がします。
何より結婚して、自分の人生の中で新しいスタートとなりました。多くの方々に祝福していただいて本当に感謝です。いろいろ考えなければならないことも増えましたが、何事にも代えられないプラスになったと思います。
研究の方では、初めて科研費をとって新しくチュウサギの研究をスタートさせました。調査は初年度にしてはうまくいき、今後しばらく中心的なフィールドとしていけそうです。マガンの研究は先輩や地元の方が地盤をつくったところに入って行っただけだったので、自分で新しく地盤をつくることができたのは少し自信になりました。
論文の生産性は高くない一年でしたが、こちらも今の職場に来てから初めてのネタを発表することができました。ただ今年後半は鳴かず飛ばずの状態で反省です。
また、マガンの研究やその他の研究をいまいち進められなかったのも反省点です。一年をトータルで見通して時間配分していくことがまだまだできませんでした。
今年プラスだったと思う点は、国際的な交流を少し増やすことができた点です。現地調査や学会をきっかけに、英・米・韓の研究者と交流を始めることができました。
学会やシンポなどでの発表は去年に比べるとずいぶん増えました。普段職場では発表というものをする機会がほとんどないので、こちらはいい勉強になりました。ただ秋はちょっとこれらに振り回されすぎました。。
引きこもり研究者の自分にも、今年は自分の研究以外の責任を果たす機会が出てきました。特に査読依頼は国内外を問わず急激に増えました。何本査読したんだろか。。ただこちらも時々勉強になりました。
さて来年です。
就職して3年目ということで、ホップステップジャンプ!と行きたいところです。環境は整ってきているので、あとは自分の努力しだいですね。
3月までには準備中・投稿中の論文改訂、小ネタひとつの論文化、そして生態学会向けの解析を済ませることが目標です。同時に一本総説にも取り組むことになりました。こちらは自分の考えを整理するいい機会となりそうです。
4月からはサギ調査をしながら秋以降への準備をしていかなければなりません。サギ調査の方は新たに調査項目を増やしてさらにチャレンジングになることと思います。また秋以降のためには自分の立ち位置とやっていくことを明確化する必要があります。これが今年できなかった、そして来年やるべき一番のことと言えます。
何だかここ数年は年末年始といっても取り立てて特別な感じはしなかったのですが、こうやって改めてゆく年・くる年に思いを巡らせることができるというのは、いい機会ですね。
ビールのせいか・・・?
みなさん、よいお年を〜。