晴れのち雨

tatsuamano2009-05-06

少々更新が遅れましたが…
GW(もちろん日本の)は相方が休みを取れたということもあって、湖水地方へ行ってきました。ケンブリッジからは、バーミンガムリバプールマンチェスターといった大都市を横目に、高速を車で4時間くらいです。
初めの二日間は天気に恵まれ、これぞイギリスの休暇(?)という感じで牧歌的な風景の中でウォークを楽しみました。こちらの人は本当にウォーク好きで、特に湖水地方のような場所では老いも若きも子供連れも犬連れも、ウォークガイドを片手にあちこちを「歩き回って」います。とは言うものの、人口密度が低いのかいわゆる観光地という感じの混雑具合はまるでなく、本当にいい余暇の過ごし方だなと感じました。

あちこちにpublic footpathが伸びています
宿は山ほどある候補から選んだ小さなB&Bで、特に前半に泊まったウィンダミアB&Bは屋根裏を改造した部屋と気のいいホストのおかげで、とても快適な滞在でした。イギリスでの料理はご多聞にもれず微妙なものが多いですが、こういうところで食べる朝食は雰囲気も手伝って美味しかったですね。

もっとも後半の三日間は雨が降り続け、やむを得ずインドア中心の活動となりました。後半に滞在したケズィック周辺は、よりダイナミックな景観でその中でのウォークを楽しみにしていたのですが、代わりにドライブであちこちへ。後から同僚に聞いたのですが、湖水地方は雨多いそうですね。

ホニスター峠。くねくねと道が続く景色からはどんだけ高い峠だと思いつつも実は標高数百メートル。

スレートと呼ばれる堆積岩でできた牧草地の境界が延々と延びる。滝も自由な感じ。
そんなこんなで天気にはあまり恵まれませんでしたが、牧草地をウォークしたり、B&Bでくつろいだり、地元のパブでエールを楽しんだりと、だいぶゆっくりした時間を過ごすことができ、いい休暇となりました。