シミュレーションモデル研究

2日後のゼミ発表に向け、セコセコと準備を進める。
最近ようやくD論の最後の章、
「完成させたマガンの空間分布予測モデルを用いて農地管理手法による影響を予測する」
という内容について流れがかたまり、論文も一通り書き上げた。以前も書いたように、この論文(章)に関しては試行錯誤が続いてかなり苦労したが、最終的には結果の提示方法にちょっとした「ひらめき」(言うほどたいしたもんでもない。。)みたいなものもあって、なんとかこの方針でいけるのではないかと思っている。
 それにしてもこのモデルは完成させるのに苦労しただけあって、今となってはD論で直接使う方法以外にも、いくつかの観点から利用して別の研究としてまとめられそうである。この辺は野外で取ったデータに基づいたモデル、特に行動を基盤としたモデルの利点ではないかと思っている。
 以前は、今取り組んでいる題材もD論書いたら一区切りかなぁと思ったりしていた。しかし、やはり書いてみたら書いてみたで、これまでの研究の問題点や発展性が浮かんできて、まだまだできることがあると思えるようになってきた。特にD論後ならD論の流れに縛られず、もうちょっと広い観点で研究できるような気もする。
その点は今後の楽しみでもある。