プロ意識。

「プロなんだから結果を出してなんぼ。」
「がんばってんだからいいじゃないか。」
そんな議論が、マリーンズでは里崎選手の周りで、タイガースでは藤川選手の周りで白熱しているらしい。
どちらのチームも今年は勝ちきれず。ファンからは不平不満、批判もそりゃ出る。野球に限らずこのテの議論は世の常。W杯、オリンピック、世界選手権。。
プロのプレーヤーに期待することって何だろう。
奇跡的なスーパープレー。勝利の歓喜。ひたむきな努力の姿。
人によって違いはあるだろうけど、僕はやっぱりプロには結果を期待する。
ただ、「結果を期待する」ことの裏には、結果を出すにはひたむきな努力がなくてはならないのがプロの世界、という前提があるんだと思う。だからこそ、選手の日常や、競技の実情について知れば知るほど、ますます「期待」するようになるんだろう。
やったやつは必ず報われる。やらないやつは必ず淘汰されていく。そんな厳格な世界は、ありそうで実のところ、ほとんどないんじゃないだろうか。
だからプロのプレーヤーが、「俺はがんばってる。何でそれを認めてくれないんだ!」と主張するのは正当だと思う。その人の評価は、その主張ではなく、結果で決められるわけだから。
もっともプロスポーツ界といえども何があるんだかわからないこの現代。
「ありそうでなさそう。でもやっぱりそうであってほしい」
そんな"本当の"プロの世界での"結果"に期待するのかな、と。