The University

そういえば、職場の公式ページでの「研究者情報」が更新されました。
今年も更新するというので、急いで大ざっぱにまとめてみたのですが。。見直してみると適当・・個人ページの方も更新しなければですね。
今日は職場での「英語研修」初日ということで参加してきました。
去年は半年に渡って週1で1時間半の(少人数)英会話教室、という恵まれた環境だったのですが、今年は「英語論文の書き方」について4日間の集中講義、という内容に変更。それを知った当初は、あまりの短絡的な考えに若干閉口していたのですが。。
書き方英語についても、それはそれで勉強になるもので。参加者も5人しかいなかった去年の英会話教室とは違い30人ほどもいて、みなさんの関心も高いようでした。
初日でしたが、いきなり"a"と"the"の使い分けなどから入りました。
この何ともとっつきづらく、いつまでも曖昧にごまかしがち、なかなか上達しないわりに、流暢な英語を書くカギでもある、という冠詞の問題。当然のことながら、相当に奥深いようで。
基本的には定冠詞は特定できるもの、という学校で習った通りの説明ではありましたが、特定できるもの、の中にはたったひとつしかないものや、他のものから連想できるものも入るという点はなるほどと思いました。例えば、部屋の中にテーブルが一つしかなかったら、いきなり会話に出てきても"the table"。"I bought a PC yesterday but THE hard drive was broken."など。
関連して、先生はグラスゴー大学出身らしいのですが、グラスゴー大学は伝統的な大学で以前は街にひとつしか大学がなかったので、正式な住所が
The University,
Glasgow,
...
UK
だそうです(今でも??)。大学といえばグラスゴー大、みたいな?東大がThe University of Tokyoなのも、同様の理由からではないか、とのことでした。
研修から帰って、直しかけの論文に目をやると・・・
theとaが気になって内容を吟味できない。。。
冠詞の使い方もいつまでも雰囲気に頼っていないで少しでも克服していかないとですね。