間が空きました・・

ほぼ2週間更新できず。。
この2週間は一日の大半をわき目もふらず研究室総出でモニタリング3次メッシュの環境データ整備をやっています。そしておそらくこの後2週間も。。地図集め・スキャン・地図GeoReference付け・モザイク化・航空写真GeoReference付け・ポリゴン化・統計量集計、と勉強にはなりますが、まるでリモセン屋になったかの気分です。広域の詳細なデータを得るためには必要なステップと思い、やっています。データ整備後はそのまま再解析→major revisionの原稿書き直し→年内に再投稿、の予定。間に合うだろか。。
そうこうしているうちにもいろいろな出来ごとがあり。
ひとつは来年の研究体制について大きな進展がありました。以前からの希望がいよいよ現実となりそうで、何事も行動してみるものだなと実感しました。
また、今年最後と思われる査読依頼の波に。。うち一つは自分が研究を始めた当時ちょっと憧れていた雑誌からで、ちょっとは成長したってことかなとほくそ笑んでいたのですが、associate editorがこないだ知り合った人でした。。査読依頼が来る来ないは、存在が認知されているかいないかが大きな制限なんでしょうね。いずれにしてもいい勉強になりそうです。
大学のサークルの友人や相方の同僚など、一般の人(?)とゆっくり話をする機会が続きました。今の職業について話すとよくある反応は、「毎日これ?(指をカチカチ・・)」「どっから給料でるの?(血税ですよ・・)」。世間では大学に比べて独法研究機関の認知度なんてないようなもんですね。。(でもみんな山階は知ってる)。こういったときに自分の仕事についてうまく説明できない自分は情けない限りです。
そんなことも影響して、自分の研究スタンスについて改めて考えさせられました。自分の「専門分野」がこれ!と言い切れないことは以前からの悩みでしたが、事象の解明にも、問題解決への応用にもアプローチの多様性が必要であることを考えればそんなことはどうでもいいとして。ただ、やりたいこと・やるべきこと・できること、が次々と増えていく中で、自分の研究にとっての柱が何であるかは明確にしていかなければ、進むべき方向を見失ってしまうと感じています。少なくとも今後5〜10年のタイムスパンで自分が本当に追及したいことは何なのか、来年度の計画も踏まえ整理したいと考えています。そのためにも、ここ数年放置して恥さらし状態のホームページを近々整理していきたいと思います。文章にできないものは頭で整理できていないということですしね。