多段階成長?

自分のデータ解析に必要だったり、その関係で統数研での勉強会に参加させてもらったりしたこともあって、少しずつ時系列解析の勉強をする。今日はYMMRさんにいろいろ聞いたりしてまた少し理解が進んだ気がする。
思えばこれまで自分の研究では空間にばかり囚われすぎていて、ほとんど時系列という概念を明示的に扱うことはなかったと思う。でも時間的な現象と空間的な現象が密接な相互関係にあるのはしごく当たり前なことで、両方の概念を同時に扱うことで、より総合的な現象の理解が進むのは間違いない。
「少し理解が進んだ」と書いたものの、ものごとの理解ってやっぱり段階的に進むものだと実感する。
しばらく勉強しても何やらわからないことばかり。果てることのない道すじ。
でも何かのきっかけで必ずひょいっとひとつ上の台地にのぼれたりして。
でもその先に見えるのはさらにだだっ広い大平原。
あとはくり返し・・くり返し・・
語学もいっしょならダイエットもいっしょ?結構一般的な「成長」の仕方なのかもしれない。
ぶっちゃけて言ってしまえば統計的手法の勉強は好きじゃない。絶対的な手法なんてないから時間をかけだすとキリがないし、かといってそこで専門的にやっていくほどの器量はないし。
でも適切な手法を用いたときにわかることや言えることは、文句なしにおもしろい。そしてそういった目的意識をもって勉強をすると、手法の勉強自体がおもしろくなってくるからおもしろい。
そんなことを思いつつ、今日も平たんな道をじりじりと進むのみですね。。