一週間

でやられてしまいました。金曜夕方に帰ろうと研究室から出てきたところ、愛車がこつ然と姿を消していました。先週金曜に自転車通学を始めてちょうど一週間目のできごとでした。
自分は「物」に感情移入してしまう方なので、こういう時はほんと辛いです。自分の自転車があるべきところにないことに気づいた時には、約8年前に先代の愛車が盗まれた時の感覚が否応なしにわき上がってきました。あのときはしばらく盗まれたということが信じられなかったのですが、今回ばかりは場所が場所ということもあり、現実を受け入れざるを得ないという感じでした。
それにしても自転車留めに2つの太いワイヤー錠でロックしていたのですが。。。跡形もなく消えていたということは、あっさりとカッターで切られてしまったのでしょうか。大学構内で、白昼堂々と。。やはり日本とは盗難圧(?)が段違いに違うとしか言いようがありません。自分も少し甘く見ていたというか、一番いいとされるD型のロックを買うのはまぁ週末で、などと思っていたのですが、今となっては何を言っても後悔先に立たずというところです。
金額がかかっていたという以上に、愛車を奪われるというのはやはり凹みます。この自転車は、先代の自転車が盗られてからしばらく過ごした自転車無し生活の間に貯めたお金で自分で一から組み上げた自転車で、思い入れもそれなりにありました。ドクターの間や就職してからはあまり十分に乗ってあげられなかったのですが、先週こちらでも少し乗ることができたのがせめてもの救いというところでしょうか…
今では何とかポジティブに考えられるようになり、高い代償を払ってまた一ついい経験をし、新しい一歩を踏み出すことができるのではと思っています。今後しばらくの悩みは、次に買う自転車をどうしようか、というところになりそうです。