日々

いやはや皆さまありがとうございます…ひょっこり戻ってくるなんてことあるんですね!自転車の件は同僚への話から伝わりに伝わって、事務の人が「監視カメラを調べてみる」と今日話しにきました。確かに構内には監視カメラがついているのですよ。まぁ誰か映っていたところで戻ってくる可能性も低いと思いますが。。。他の人にも情報聞いてみます。
幸いなことに大学まで歩いていける範囲なので、最近は歩いて通学しています。フラットの周辺には緑地が広がっているので、歩きは歩きで気持ちがいいです。パンティングの拠点となっているケム川も渡るため、水面に浮かぶマガモコブハクチョウを眺めながらの通学です。
自宅 通学途中の水辺
コブハクチョウ家族
大学はまだ学期が始まる前らしく、研究室でも休みを取っている人が何人かいます。最近は8:30前に研究室に顔を出すようにしていますが、8:30過ぎからぼちぼち人が出てくるという感じです。驚くべきは、日中はほとんどメンバーの間で私語がないことです。各人が一心不乱にそれぞれのことに取り組んでおり、とても作業に集中しやすい環境です。11:00頃になると大抵Billが、”Stop working !”と叫びながら部屋に入ってきて、tea roomでのお茶タイムとなります。お茶タイムにはがっつりと研究の議論になることもあれば、他愛もないよもやま話になることもあります。同じグループのメンバーがTREEに論文を載せたとか、Scienceに投稿したとか、そんな話が出るのにはやはりびびります。昼飯は個別に何となく済ませているので、最近は自分でサンドイッチを作ってほおばっています。その後も16:00のお茶をはさんで一心不乱研究タイムが続き、17:30を過ぎると徐々に人が減っていき一日が終わります。
学部外観
窓からはクジラの骨格が…
とは言うものの、メンバーのレベルは様々なようです。統計ひとつをとっても、ベイズと聞くと顔をしかめる人もいれば、学会発表で面白かったのはパーティクルフィルタリングを用いたアプローチだと言い切る人もいます。今はまだ各メンバーの研究については断片的にしか分かっていませんが、そのうちセミナーやミーティングが正式に始まってくるとだいぶ分かってくるのではと期待しています。
Billはメンバーの研究の進捗状況について頻繁にアップデートするように心がけているように感じます。自分も入りたてということもあってだいぶ気にしてもらっているようです。先日は少し準備して今後の研究計画についてプランをいくつか説明しました。行動生態学的な話から個体群動態、保全管理への提言まで、幅広い案だったにも関わらず、さすがにどれにも興味・理解を示してくれて、「それに関してはこれまで〜〜な研究をしたことがあって・・」「それは○○の××が詳しいから・・」などとアドバイスをもらえるのには改めて驚かされました。人的ネットワークを作ったり様々な経験をしたりするという目的もよく理解してもらっており、関連研究者とのミーティングや共同研究のアレンジ、学会やセミナーでの発表なども、こちらから動けば打てば響く的な勢いでどんどんと決まっていきそうなのは本当に嬉しいところです。先週あたりから、ちょうど書き上げた論文原稿をBillに見てもらっている間に新しい作業にも手をつけつつあります。
全く話は変わりますが、自宅前の緑地には何と誰でも利用自由なテニスコートがあります。相方が経験者ということもあって、初めて庭球にいそしみました。つくばにもテニスコートはたくさんありますが、無料で使える(しかも大抵空いている)というのは聞いたことがありません。自転車がない期間の運動不足解消になるでしょうか。
無料の市営テニスコート
休日はまだ夏休み(?)ということもあって、街では観光客や外でランチを楽しむ人が多く見られます。天気がいいと公園の芝生でみんな寝っころがっていますが、真似してみると大抵すぐに寒くなり、夏(秋?)も終わりだなと実感させられます。
休日の公園