Social outing

tatsuamano2008-10-17

こちらの不景気もあって一時期あり得ないほどのポンド安になり、金融不安を伝える連日のニュースを横目に「家賃が○万下がった!」と喜んだのもつかの間、次の家賃引き落とし日を前に、異常なポンド安も落ち着きつつあります。。とはいえ、ちょっと前では考えられない為替で、こちらでの物価高も少々緩和されている感じがします。
こちらのグループに加入して間もないころから計画されていた、グループ全体での小旅行(?)に参加してきました。若手メンバーとそのパートナーのみ12人でイングランド南西部のリゾート地、Dorsetが目的地です。
早朝から車に揺られること4時間半(高速が全部タダなのがすごい・・)、前日夜に到着していたメンバーのキャラバンに合流。お茶の後、早速海岸沿いの散策路へ数キロのウォークに出かけました。ドーセットというところはわりとイギリス国内でも有名な海岸のリゾート地ということは何となく知っていたのですが、これがまた素晴らしいロケーションで。
左に目を向ければ延々と広がる牧草地、右側には絶壁の向こうに大海原が広がります。日本でウォーキングというと山が多いと思うのですが、なかなかこういうところを歩けるのは新鮮な感じでした。


ドーセットの海岸は”Jurassic Coast”と呼ばれ、化石が採れることで有名です。今回の小旅行も”Fossil hunting”ということだったので、歩いた先の海岸で少々ふまじめに化石採集。貝やらアンモナイトの欠片やら取れました。
化石を探す人。
勢いあまって泳ぐ(そしてその後風邪をひいた)人
夜はみんなで自炊して酒飲んだりDVD見たり。メンバーはイギリスからアメリカ、オーストラリア、フィンランドポルトガル南アフリカと様々な国籍出身なのですが、何かこうしてバカ騒ぎを(そして時々突如としてマジメな話を)していると、あぁ何かどこも変わらないなと感じます。みんなと一緒にひと晩過ごして、だいぶ距離が縮まったような気がしました。
みんなが使った皿をポルトガル人のアナがいつも洗ってくれていたので手伝おうとすると、「日本人は皿をすすぐ?」と聞かれました。洗剤につけた後拭くだけのイギリス式が許せず彼女が率先していつも洗っているそうです。ポルトガルはすすぐんだ、というのは意外な発見でした。ヨーロッパのどのくらいの国がすすぐんでしょうか…
翌日もちょっと車で走った先でやはり海岸沿いの散策路巡りを楽しんで、濃密な2日間を過ごして帰ってきました。


みんながトレッキングシューズの中、ジョン(緑の縞)は半そで・ビーサン。ちなみにまだ彼が長袖を着ているのを見たことがない。

右端に壮大な昼寝を実行している人が!
行き帰りの運転は、とても真摯でどちらかといえばおとなしいジョンがずっと担当してくれたのですが、高速の運転は恐怖でした。。。150キロ出たかと思えば、そのままの勢いで車線変更をあちこちへと。。とても眠れませんでした。
それでも何とか無事帰宅して、相方と2日間の出来事についてあーだこーだと話していたのですが。相方に比べて自分の得ている情報量の少ないこと!英語に慣れたというよりも英語がわからないことに慣れたという感じです。。。もうちょっとがんばらねばですね。。