トーク

tatsuamano2008-10-23

ドーセットで羽目を外した同僚からうつされてしばらく風邪気味だったのですが、ようやく直ったようです。。健康には一応気をつけるようにしています。ただこちらではなかなかマスクをする習慣がないらしく、売っているのを見たことがありません。みんな普通にゴホゴホしています(そりゃうつるわ・・)。
トイレの便座カバーも売っていません。ツナ缶はほぼ全て、ドルフィン・フレンドリーです。
今日はラボ・ランチという毎週水曜の研究室ミーティングで自分の発表でした。水曜の午後1時になると他の部屋にいるConservation Science Groupのメンバーがワラワラと集まってきて、ひとまずお茶やコーヒーを入れます。談笑の後、おもむろに今週あったニュースや研究に関するトピック、連絡事項などの紹介が始まります。時には一人ずつ今週は何をやったなど簡単な報告をすることもあります。かといって、「あ〜今週は何話そう・・・」と身構えていると特にそういう機会がなかったりもします。その後、その日の担当者が少し時間をとって簡単な研究報告をします。人によって内容は様々、というか自由で、シャベリ一本の人もいれば、写真を見せて終わってしまう人もいたりするそうで。。
今回自分は初めてということもあって、こちらでやろうと思っていることと、その進捗状況について10分ほどで紹介させてもらいました。10分といえどもまだまだ英語発表はひと苦労で、割とがんばって準備して臨みました。その甲斐あって内容は大方理解してもらえたようで、いろいろと質問もしてもらえました。ただ英語力のせいもあってどうしても無難な回答になってしまい、ちょっと歯がゆい思いです。また、多くの優秀な研究が行われているこちらの国で、自分の研究の魅力をいかにして伝えるかという点は、まだまだ全くできていません。ただ今回準備や発表をする過程で少し感じたのですが、特に保全など応用分野の観点から考えた場合、必要な情報が思うように手に入らない条件でどうするのか、という研究は、それ自体一般性の高い研究になり得るんじゃないかと感じました。そういった研究は、ひょっとすると日本のような環境でも発展しやすいのかもしれません。もちろん困難な課題であることは言うまでもありませんが。
再来週にはもう少し長めのトークを学部全体での発表会ですることになり、その次の週はBTOを訪問し、こちらでもトークをすることになりました。なかなかいい練習になりそうです。