フットボール

tatsuamano2009-08-01

こちらに来てしばらくして、2008年のコインには裏(表?)に何かの模様の一部がジグソーパズル的に刻印されていることに気付きました。これは大発見と色めき立って新しいコインを集め始めて11カ月…帰国直前、ついに完成しました!
何でも6つのコインで1ポンド硬貨の裏にもある王室の紋章を表しているとのことで、イングランドの3匹ライオン、スコットランドの1匹ライオン、アイルランドのハーブがそれぞれあしらわれているとのこと。ウェールズはどうしたんでしょう…?
イギリスでサッカーが国民的なスポーツであることは有名だと思いますが、案外と所属研究室にはサッカーファンがおらず、我が家もどちらかと言えば野球寄り、という中途半端さゆえ、これまであまりサッカーの試合を見に行く機会がありませんでした。むしろ最近は「クリケットって相当人気?」と実感させられることの方が多いくらいで。
たださすがに滞在中の機会も最後ということで、研究室唯一のフットボーラー・ロブに誘ってもらって、ケンブリッジから最も近いエミレーツ・スタジアムエミレーツカップというのを見に行きました。

エミレーツ・スタジアムケンブリッジからロンドン行の電車が真横を通るのですが、何せ最寄りの地下鉄駅は「アーセナル」。試合前から周囲はすごい熱気です。
客席にビールを売りに来る野球と違ってサッカーの観客は飲んでる暇はないのかと思いきや、試合前後にはめちゃくちゃ飲んでます…
スタジアムは半端なく巨大で、最後列に近い席だったこともあって逆に会場全体の熱気を堪能できました。終了直前にアーセナルが逆転勝ちという劇的な展開だったこともあって、まさに割れんばかりの大歓声を経験し、ちょっと鳥肌ものでした。帰りの混雑も半端ありません。

実は冬の間、ロブに地元チーム、ケンブリッジ・ユナイテッドの試合にも連れて行ってもらったのですが、さすがに規模(と選手レベル)は比べものになりませんでした。ただ歓声のレベルはケンブリッジの小さなスタジアムでもあまり変わらなかったのは、何か象徴的な点だったかもしれません。真冬に凍えながらグラウンドレベルで応援した5部リーグの試合、スタジアム最上部から数万の観客と応援した世界トップレベルのゲーム、どちらも強く印象に残っています。

アーセナルケンブリッジユナイテッド