tatsuamano2009-11-29

海に何かをしに行くと言えば、釣りぐらいしか頭に浮かばないわけで、恥ずかしながら初めて海に鳥を見に行く機会に恵まれました。
鳥学会での口約束を忘れずにいたNKさんが、一日かけて九十九里から銚子まで案内してくれたのです(感謝!)。
九十九里浜は国内では最大のミユビシギ越冬地で、約1000羽が越冬しています。波打ち際でちょこちょこと走りまわりながら食物を探すミユビシギや、他にもシロチドリ、ハマシギ、そしてクロガモ、ビロードキンクロ、アビなどこれまで全く縁のなかった海鳥も観察することができました。

ミユビシギはフジノハナガイという二枚貝が砂に潜る時に出す斧足を狙って採食しているそうです。本当に脚が見えないほどの高速で移動しながら次々と採食していました。フジノハナガイはあちこちに散見され、越冬期と言ってもなかなか食物は豊富なのかもしれません。

銚子ではキンメダイ丼やらアブラボウズ丼やらいただき、いい一日でした。