黄色く煙る成田を発って、ケンブリッジに戻ってきました。
帰国中には生態学会静岡大会に参加し、多くの方々とお話する機会に恵まれました。
静岡を去る日はちょうど3月11日でした。もちろん全く比べられることではないのですが、この2年間は私自身にとっても、大きく、大切な2年間でした。
農環研を辞め東大に在籍し、さらに渡英したこの2年の間には、様々なことがありました。できたこともあれば、できなかったこともありました。それでもこの道を選んだからこそ過ごすことのできた色鮮やかな時間に、自分の選んできた道は間違っていなかったと思っています。そんな中、出会ってきた方々には改めて感謝したいと思います。
この学会中にそんな方々にお会いして、少しでも時間を共有していろいろなお話ができたことは、素晴らしい機会となりました。
学会後の静岡で、また東京に向かう新幹線の車窓からも、幸運にも桜の花を見ることができました。桜のある国はすごいですね。桜を見ると、前に進んでいく力をもらえるような気がします。
これからもどんなことが起こるんだろうと想像しながら、私もまた改めて頑張っていこうと思います。皆さん、また次の機会にお会いしましょう。