インテコル

いよいよINTECOL 2013が1週間後となりました。日本からも多くの方々が参加されるようで、楽しみにしています。
今年はイギリス生態学会創立100周年記念も兼ねているそうです。何年か前にそれを知った時には、2013年にイギリスにいられるかどうか分からないなと思っていたのですが、結果としてこうやって参加することとなり、嬉しく思っています。とは言えロンドンは日帰りには少し遠いので、前回の生態学会のように自宅通いとはいきませんが…
実はインテコル参加自体も、会場のExCel Londonも初めてなのですが、プログラムを見る限りとても面白そうで、かつ巨大な大会となりそうですね。
私が初めて国際学会に参加したのは、2002年に北京で開催されたIOC(国際鳥学会)でした。研究室の先輩達とずっと一緒だったので気楽だったのですが、今の受け入れ教官であるビルと初めて会ったのもこの時でした。ポスターを是非見に来てほしいと直接本人にお願いしたものの来てもらえず、その後再度本人を見つけ出し、ポスターまで連れて行って無理やり発表を聴かせ、その挙句に著書にサインをもらって一緒に写真を撮るという暴挙に…。先日ふとした機会にその話をしたのですが、本人は覚えておらず笑っていました。
今思い返すと結構な不躾だったなと冷や汗がでるのですが、その時に撮った写真は嬉しくて、その後ずっとデスク脇のキャビネットにはっていたのを覚えています。
そんなこともあってか、それから10年以上経った今でも、国際学会を前にすると不思議な高揚感に包まれます。
 若い…!
ちなみに私は22日(木)12時からLarge scale ecologyというセッションで
Global distribution and drivers of language extinction risk
と題した口頭発表を行います。人間の言語の絶滅リスクについてマクロ生態学の観点から研究した内容で、ちょうど1年前から取り組んできた課題です。興味のある方がいらっしゃいましたら是非聴きに来ていただければと思います。
また、こちらではここのところ最高でも20度前半の気温が続いています。日本は文字通りの猛暑が続いているそうですね。参加される方にはいい避暑の機会となることを願っています…