交流イロイロ

ひょんなことで。
 以前からマガンの集団を使ってやりたいと思っていたことを、別の研究者グループと共同研究として進めましょうという話がぐぐっと進んだ。もともとちょっと専門外のネタであったので、どうも本腰を入れられず後手後手にまわってしまっていたのだが、越冬地の研究グループもアプローチは異なるものの似たようなことを考えていて、どうせなら共同してやりましょうという感じ。
 渡り鳥の研究に限って言えば、日本が欧米に大きく劣っているひとつが、各生息地間の連携(まぁ他もほとんどだけど・・)。各生息地を渡るんだから、ひとつの生息地だけでものごと考えていても限界があるのは当然の話で。ガン類調査は日本の中では生息地間のネットワークができている方だと思うので、今回のような共同研究を早く始めるべきだとは思っていた。
なので今回の話がうまく進んで、今後にうまくつながっていくといいと思う。
一方こちらもひょんなことで。
普段から少し交流のある緑地植物実験所の研究室での輪読に誘われた。
Macroecology: Concepts and Consequences: 43rd Symposium of the British Ecological Society (Symposia of the British Ecological Society)
Macroecology: Concepts and Consequences (Blackburn and Gaston 2003)
マクロエコロジー、ちょっと前から興味はあったけど全然勉強していなかったのでいい機会でした。よろしくです。他にも参加者募ってるそうで。よろしければどうぞ。