インパクトファクター

インパクトファクターの2005年版が更新されましたね。
あんまり振り回されるのもどうかと思うインパクトファクターですが、やっぱり投稿する雑誌を絞る際など、どうしても気になる値ではあります。今の職場でも、「今後5年の目標は、インパクトファクター合計○○!」とか決められていたりするわけで。。。まぁ雇用する立場からしたら、研究という評価の難しいものを客観的に評価する値として便利なものなんでしょうけど。
それはともかく。
インパクトファクターの値の変化を見ていると分野の注目度合いがわかってくる気がします。ここ数年はLandscapeEcology系の雑誌があがっている(ような気がする)し、MacroEcologyを扱うような雑誌も上がっている感じですよね。
そして何より!今年思ったのは、生態学系の雑誌は全般的に上がってる!ちょっと前までは、トップジャーナルは2以上、という感じだったのに、いまや3とか4とか超えているのが多いですよね。これはやっぱり、生態学の需要が増して、従事する人も増えてるってことなんでしょうか。何だか嬉しくなってきます。
ミクロな生物学をやっている友人と話していて、「え〜まず手始めに投稿する雑誌はIF8とか?」と言われて驚愕していたのは過去の話、といつかはなるでしょうか。。。?