T大

出身研究室に行って、"グースプロジェクト"の先輩・後輩と、今後のマガン研究についての方針話し合い。
正直、美唄でのマガン野外調査の第一線から引いて、これからどのようにして関わっていけるだろうと悩むことは多かったのだが、やはり人間、直接会って話すというのは大事なことですね。はっきりとまでは言わないまでも、以前よりは今後の方針が明確になってきたように思います。
その後、先生方に挨拶回りしたり、飲みに行ったり。酒を求めて下り、千鳥足で戻る根津の坂が懐かしい。。研究室はまた着実と人の移り変わりが進んでいるものの、その雰囲気はよくも悪くも変わらないもので。
そこにいる面々の「今」というひとつの断面に出会うだけで、その後ろに延びているこれまでの道筋が見えてくるだけに、純粋にがんばってほしいという気持ち、そして自分も、という気持ちになります。
大学院、やはり大変なところで、苦しかったり悔しかったり理不尽だと思ったりしたことも数知れずでしたが、それでもなお、自分が成長していくためにはいい場だったと今でも思っています。そんな、いろんな人のいろんな感情や希望がうずめく大学院の研究室。今後もずっと他では得られない新鮮な刺激を受け続けていきたいですし、自分も刺激を与えられるような研究者を目指していきたいと感じました。