生態学会

いや〜生態学会、終わりましたね〜。
19日夜から22日夜まで4日間ほど、長いようでほんとにあっという間でした。学会自体をこれだけ楽しめたのは初めてだったかもと思いました。いろいろと考えたことは多かったのですが、簡潔にまとめると・・
まずは、やっぱ生態学会すごい人、多いっす!
優秀な研究発表をいくつも見ることができました。年上も、年下も、同年代にも。どの人も各々の軸をしっかりと持っていて、その研究分野を究めようとする姿勢に何度も唸らされました。自分のやっていることに本当に自信を持っているひとはほんとに輝いて見えるもんですね。特に松田先生や九大の鈴木さんの発表などはとてもスマートで、口をあんぐり開けて聞いていました。同時に、自分自身のことについても内省させられました。保全生態、行動生態、景観生態・・どの分野でも「専門です」と胸を張って言えない自分の身の振り方についてはもっと真剣に考えていかなければと思いました。
そして、自分の発表は・・受け答えがあまりにグダグダでした。。
初めに発表したポスターでは、小ネタと思っていたわりに途切れることなく興味をもった方々に来ていただいたのですが。想像以上に興味をもってくださった方々の突っ込みには全くもって十分に答えられませんでした。もともと受け答えはあまり得意でないのですが、この1年でますます下手になってしまったようで。もっと練習していかなくては。。僕が一方的にブログをよく読ませてもらっている方々も何人か来ていただいたのですが、ゆっくりお話できた方もいれば、挨拶しそびれてしまった方もいて、惜しいことをしました。
わりと自分の中でビックイベントだった自由集会も無事、盛況に終わりました。何人くるかとか何も考えてなかったのですが、あれよあれよと会場が一杯になり、写真撮っとけばよかったと後悔。それぞれの発表は打ち合わせをちゃんとやったこともあって、どれもうまく行ったのではなかったでしょうか。総合討論の時間にも、本質的なところをついたご意見をいくつもいただきました。この対応でもほんと自分ダメで。。どこかの教授かとすら見紛う角谷君の冷静な対応に全て救われました。もっと自分の考えを即座に人に明確に伝えられるよう、場数を踏まなければと痛感しました。ただ考えていても、それを人に伝えなければいっぱしの研究者にはなれませんね。。
終了後は多くの方々から好意的な反応をいただきました。これは本当に嬉しかった!
あとは、
「統計自由集会と迷ったけど・・・結局向こうに行きました。」(×多数)。
いいんです、自分でもそうしてましたから。。。ここと重なったことを差し引いても中日に当たってよかったと思います。
まぁそんなこんなで学会を終えましたが、また新しくいい研究をしていきたいというモチベーションがますます上がりました。