interesting?

プロジェクト成果の検討会議も無事終わり、今日はなんだか久しぶりに一日集中して勉強することができ満足です。
そんな一日を過ごして思うのは、やっぱり基礎科学ってのはおもしろいですよね。何というか、生物がどんなことをしているのかという事実と、それをどうやって解き明かしていくかというプロセス。どちらも研究者として無条件に知的好奇心がくすぐられると改めて感じました。
今の自分の仕事としての研究を考えると、そんな基礎科学も進められる余地はありながらも、応用科学として進めなければならないこともあるのが現状です。偏見かもしれませんが、その進めなければならないことというのは、得てして知的好奇心がくすぐられるようなシロモノではないことが多いです。そのうえ、現場からは机上の空論と白い目で見られ、学者からは面白くないと言われるような中途半端さももち合わせていたりして。そんな研究の必要性もわかっているつもりなのでやるべきことととらえているのですが、それだけをしていたのでは応用科学が盛り下がる要因になってしまうかもしれないと感じました。
逆に、応用科学でもこんな面白い研究ができるんだと言えるようになれば、もっといろんな人を巻き込んでいけるかもしれません。基礎科学にも何らかの形で常に携わるように意識しながら、応用科学で進めたいこととして、そんな面白い研究を目指していきたいと、ふと考えた一日でした。