Make a difference

Make a difference という表現をよく聞くことがあるのですが、以前からいい表現だなと思っていました。「効果がある」程度の意味だったり、「世界を変える」という感じだったり、その意味は状況や使う人によって大きく違うのだと思いますが、響きが良くて、聞くだけでワクワクするような言葉です。
ちょっと今さら感は否めないのですが、スティーブ・ジョブススタンフォードでのスピーチを聞きました。今は点でも後から振り返ればつながって見える、本当に好きなことを探し続けろ、他人の考えなど気にするな、等々、明確なメッセージに聞き入りました(恐らくスタンフォードの学生よりも(笑))。
特に共感したのは、have the courage to follow your heart and intuitionという部分でした。自分もここ1年いろいろ悩むことも多かったのですが、その過程で学んだことは、迷った時の答えは自分の中に既にある、既に分かっていることなんじゃないかということでした。それが答えだと分からなくさせているのは、既成概念であったり、他人の目であったり、直感や心とは別のところにあるものなのだと思います。
そんな自分の考えがこのフレーズにはすっきりと表されていて、とても嬉しい気持ちになりました。似たようなことを他にも多くの人が言っているという事実も、そんな考えを支持しているように思います。
毎朝、今日が最期の一日だったら今からやろうとしていることを本当にやるのか、そんな自問を本当に繰り返し違和感を見逃さないことが、小さなことから大きなことまで違いを生み出していくのかもしれません。