紹介

今週は他にもいくつかネタがあったのですが、酒を買えないフラストレーションに昨日は書きそびれてしまいました。。
まず、先日も紹介したEcology Lettersでin pressとなった環境保全型農業の効果についての論文が、Natureで紹介されました!短い紹介ですが、ついに自分の名前がNatureに掲載されたかと思うと、感慨深い限りです。次は著者として掲載されたいものです。
木曜にはサザーランド研究室の面々と、ケンブリッジ唯一の「比較的」まともな日本食レストラン、Teri-Akiに夕食に行く機会がありました。始めはいつも仲良くしているポスドク・ボーの彼女が遠方より来るということで少人数の夕食のはずだったのですが、気付いたら研究室の面々がぞろぞろとついてくることになってしまいました。
こちらで日本食は基本的に人気が高いです。ほとんどの人は日本食大好き!とよく言っています。実際、ケンブリッジでもTeri-Akiはもちろんのこと、他の若干怪しい「日本食」も含め、どの店もこちらの人でよくにぎわっています。皆、料理の名前など知識も豊富です。
が、改めて皆で日本食に行くと、何とも珍道中の大騒ぎでした。メニューが多すぎて選ぶまで時間がかかる(そう言われてみると日本食は種類が多い気がする…)、すしが好きと言っても生魚は結構苦手だったりする、出てきた食材が分からず戸惑う、箸が案外使えない、など…予想以上に大混乱です。
ワサビを焼きうどんに練り込み始めるイギリス人、すしにトライするために来たと言いながら中華丼を頼んでしまったデンマーク人、ナイジェリア(!)で食べた以来だと言ってうな丼を写真におさめるスウェーデン人、グレートバリアリーフイカが泳ぐのを見てから食べられないと主張するオジー、初めて箸ですしをつかんだから落とす前に早く写真を撮ってくれとせがむナイジェリア人、サーモン丼がたまらないと言いながらコショウをばんばん振り始めるシンガポリアン、そして周りの珍道中に振り回されて久方ぶりの鉄火丼を味わった記憶が全くない日本人(…)と、なかなかに新鮮で楽しい経験でした。